【企業法務重要判例ニュース】こんにゃくゼリーに関する製造物責任

こんにゃくゼリーに関する製造物責任に関する最高裁判例
こんにゃくゼリーをのどに詰まらせて乳幼児が死亡した痛ましい事件に関する、製造物責任が問われた事件の判決です。通常有すべき安全性が備わっていたかが問題となりましたが、製造物責任法上の「欠陥」はないという判断がでています。本件こんにゃくゼリーが,食品特性を意識しにくい状態にあったとは認められないこと、本件こんにゃくゼリーのミニカップ容器がその形状から上向き食べないし吸い込み食べを誘発するものではないなどの理由によります。また、こんにゃく入りゼリーであることも明示され、袋の裏面に子供や高齢者はこんにゃくゼリーをのどに詰めるおそれがあるため食べないよう赤字で警告されているなどから、警告表示に欠陥も無かったとされ、不法行為の責任が否定されています。すでに、幼児が食べることが危険であることは周知されていたこと、きちんとした警告を表示していたことが、製造メーカーの責任を否定する大きな理由となっているといえます。
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http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_id=dspDetail&hanreiSrchKbn=01&hanreiNo=80901&hanreiKbn=03